板橋区吹奏楽団は、東日本大震災の復興支援プロジェクトの一環として、2011年10月2日(日)【岩手県社会人バンド主催:ジョイントコンサート】に参加することになりました!
これまでに板橋区吹奏楽団では、25周年記念行事の一環として2011年6月5日にチャリティー演奏会を開催、皆様のご厚意による義援金(35万2千103円)を全日本吹奏楽連盟を通して東北吹奏楽連盟に寄託いたしました。
東日本大震災から半年以上がたち、復興へ向けてアマチュア社会人による吹奏楽の活動も始まり出しています。教育の一環である学校の吹奏楽とは違う『社会人の吹奏楽』には、地域社会への『音楽文化的な貢献』、生涯に渡って音楽と触れ合い感動し、音楽を通して生涯学習し続ける『場の提供』という存在意義があります。
震災当初、吹奏楽業界においては、被災した小学校,中学校、高校の吹奏楽部を中心に寄付や楽器の寄贈が行なわれてきました。一方で被災したアマチュア社会人吹奏楽団への支援までは手が回っていない状況でした。
そこで私たち板橋区吹奏楽団では、同じアマチュア社会人の吹奏楽団として、被災地で今まで精力的に活動してきた楽団に支援ができないか模索してきました。現地の状況が掴めない中、2011年5月30日放送のフジテレビの朝の情報番組「知りたがり」の中の “被災地伝言板メッセージ” で、被災地で吹奏楽の復興に尽力されている方のことを知りました。その後すぐに連絡を取り、岩手県の盛岡吹奏楽団様のご仲介とご尽力によって、今回の震災で壊滅的被害を受けた釜石市民吹奏楽団様とコンタクトをとることができました。
そして今回開催される、岩手県の社会人吹奏楽団の皆様が参加するジョイントコンサートの場をお借りして、釜石市民吹奏楽団様への楽器の寄贈や岩手県社会人吹奏楽協議会様への復興支援をさせていただくことになったのです。
また、当団のチャリティー演奏会にご来場いただきました皆様ともに、会場全体で記念撮影した『日の丸コレオグラフィー写真』と被災地の皆様への『応援メッセージ』(演奏会アンケートに記載していただいた応援メッセージ部分のみ)も一緒に添えてお届けしたいと思います。
【チャリティー演奏会のアンケートにてご来場のお客さまよりメッセージを寄せていただきました。】
<<クリックで拡大>>
「我々はもう『被災者』ではない。『復興者』だよ。」
この言葉を合い言葉に日々奮闘されている沿岸地域をはじめとする被災地域の皆様のために、微力では有りますが、私たちが奏でる音楽を通して吹奏楽を愛する仲間との親交を深め、少しでも元気と勇気、希望を届けることができるよう心を込めて演奏をしてきたいと思います。
【開催概要】第7回岩手県社会人バンド ジョイントコンサート
<第一部>
アルセナール J.V.ロースト
シンフォニア・ノビリッシマ ジェイガー
五月の風(1997年度課題曲)
カーニバルのマーチ(1988年度課題曲)
陽はまた昇る P.スパーク
|
<第二部>
ジャパニーズ・グラフティ2〜坂本九メモリアル
AKB48メドレー
アフリカンシンフォニー
世界に一つだけの花
マル・マル・モリ・モリ!
また君に恋してる
|
このジョイントコンサートには、板橋区吹奏楽団から40名以上の団員が参加し、総勢140名程で合同の演奏を行ないます。
|